官庁や企業の機密情報や個人情報の流出が疑われる三菱電機への大規模なサイバー攻撃。同社の社内調査で、少なくとも四つの中国系ハッカー集団の存在が浮かび上がった。それぞれ標的にする産業分野や活動時期が異なる。防衛から産業機器まで幅広く手掛ける三菱電機がこうした集団に狙われたのは「必然」とみる専門家もいる。
複数の関係者への取材で、今回の不正アクセスへの関与の疑いが新たに浮上した中国系ハッカー集団「BlackTech(ブラックテック)」。情報セキュリティー大手のトレンドマイクロなどは、台湾や日本の製造業を対象にスパイ活動をするグループとしている。
手口には特徴がある。まず、外…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル